挙式レポート

まじめでご家族思いでとても優しいご新郎様と、おしゃれでおとなしく上品なご新婦様。震災の日、交通網が乱れ誰もが不安な思いをしている中、ご新郎がご新婦に声をかけたのが出会いに。強い絆を感じるおふたりは、将来もしっかりとイメージされている理想のご夫婦です。
季節は秋便りが届き始めた10月。和デザインのお仕事をされているご新婦が、ご招待状等の印刷物と一緒に、両家のご縁を結ぶ素敵な暖簾(のれん)を完成させました。
ご招待されたのは、ご親族様のみ。色打掛姿での神前式は、神主が玉家に来て執り行う料亭神前式ならでは。粛々と行われる神事と、華やかな花嫁姿に、ご両家親族様もとても喜んでいただきました。

お色直しは、ご新婦のセンスが光るウェディングドレス。色打掛の大きなチェンジに、ご親族皆様にも大好評、おふたりの姿が見えたときは、大きな拍手と歓声が上がりました。
幸せを受け継ぐ大切なブーケは、中学生の新婦従妹様へ。披露宴中に名前を呼ばれると緊張させてしまうお年頃だからと、お見送りの時に、そっとサプライズプレゼント。おふたりの優しい心配りを感じるシーンでした。

花嫁衣装は小物に至るまで、ご新婦のこだわりがあらわれます。色打掛の小物選び、日本髪のかんざし、ウェディングドレスのアクセサリー・髪飾り、そしてブーケの色・花材…自由で上質、センスがひかる料亭花嫁のお見本です。