【埼玉・浦和】少人数結婚式・フォトウェディングなら
玉家ウェディング
T A M A Y A W E D D I N G
〒330-0061 埼玉県さいたま市浦和区常盤3-24-7
受付時間 | 10:00~19:00(不定休) |
---|
アクセス | JR「北浦和駅」東口 徒歩7分 駐車場:5台有(無料) |
---|
玉家:昨年春に初めてお越しいただいたころは、(令和2年)9月挙式をご検討いただいていましたが、いったん(ご成約前に)キャンセルされました。同年11月に(挙式ではなく)両家お顔合わせをされ、その時に(本年)4月挙式を決めて、年内にはご準備をスタートしていただきました。
新郎:最初の9月挙式を考えていた頃は、まだ誰もコロナの様子がわからなかったですね。最初に(2月に)見学来てから、(令和2年)3月、4月のあたりはまだ(最初の)緊急事態宣言が出る前でしたし。
玉家:その時は結婚式を「決行しよう」と?
新婦:いえ、まだ様子が分からなかったのと、やっぱり(新郎の)お父さんとかがとても気にされていたので(決断はできませんでした)。
新郎:その後も、緊急事態宣言の2か月間(4月~5月末)の間は、(決断は)無理でした。
新婦:最初は、顔合わせの日にちを決めることすらも、なかなか話が進まなくて。本当に警戒して、実家に帰るのも「帰ってくるな」みたいな感じでした。それもあって、やっぱり9月挙式は厳しいのではないか、という話になって行きましたね。
玉家:おふたりとしては、ご入籍後、予定通りであれば、令和2年のうちにご結婚式が済んでいるはず…ご心境としては、お辛かったですか?
新郎:いつになるか分からないよね、という辛さはありました。
新婦:どこかで決めなきゃね、とは思っていたのですが…。
新郎:こういうご時世だ、という思いもあり、判断には迷っていました。「やるならやる、やらなきゃやれなくてもしかたがない」そのふたつの気持ちがあったし、やっぱり、「やる」気持ちになったとしても、何かあったら、そのあとの責任なんて、取りたくても取れないじゃないですか。そう考えると、やっぱり、難しいですよね。
新郎:僕はもう、はい、思ってました。
新婦:うん。
玉家:それを「やる」に変えたのは、何が要因だったのでしょう?
新婦:何かこう、区切りというか、やっぱりどこかで「やっておかないと」という気持ちが...。
新郎:(新婦から)強い訴えを、されたんですよ(笑)。
玉家:そうだったのですね。花嫁の想いですね。
新婦:けじめじゃないんですけど、こちら(新郎家)も二人の妹さんが一昨年にそろって結婚式を挙げているというのもあり、ここ(私たち)が終わらないと、永遠に、ずっと、何かが終わらない感じがしたので。
玉家:なるほどですね。それはご新郎側のご家族のことを考えても、ということですね。
新婦:そうですね。やっぱりそれに、おじいちゃん、おばあちゃんと、お互いの親族の年齢的なところも…。なので、(挙式を)やっておかないと、色々な区切りがつかないのではないか、と思っていました。
新郎:祖父が去年の8月に亡くなって、親族が集まった時にも、僕は心の変化はありました。どちらかというと「やれないんじゃないか」の方に傾いてはいたのですけど、祖父が亡くなったことで、次また誰かが...と思うと、自分の(花婿)姿を見せられないのも...という気持ちはすごく出てきました。
玉家:とても微妙な気持ちの揺れですが、ではもう「いつできるのか」ということを探っていくということに、だんだんおふたりの気持ちはシフトしていったのですね。
新婦:そうですね。
玉家:おふたり自身の気持ちが固まれば、親御様は「いいよ」と言ってくれたのでしょうか?
新郎:どちらの両親も、(ふたりが)やると決めたら、「どういう対策を決めるか」の方に、考えを変えてくれました。その辺は、父親もちゃんとわきまえてくれてるな、と思いました。
玉家:そうですね、おふたりの気持ちの揺れを、ご自分のことのように感じていたのだと思います。
新郎:はい、きっとそうはいっても「やるか」「やらないか」だとしたら、やっぱり「やらない」のほうに、当然(両親の)気持ちは向いていたと思いますけどね。だから、口酸っぱく聞かれたんですよ。やるからには、何を(どう対策を)するんだって。
玉家:しっかりと、話し合いを重ねられていたのですね。
新郎:実は、見えないところでの(父と息子の)バトルは結構してるんです(笑)。